Saturday, December 19, 2009

Armed and Dangerous

メリークリスマス!皆さんお元気ですか?私は金曜日にやっと期末試験が終わりました。八分の一人前の医者になったということかな?(笑)昨日シアトルに帰 る予定だったけど、大雪で飛行機がキャンセルになって、水曜日までニューヨークに残ることになってしまいました。どこでもドアがあったら良いのにな あ。。。でもしょうがないから、待っている間にブログを楽しく書こう。

期末試験の前は臨床実習も少しあって、とっても面白かった。* 火曜日は点滴挿入の練習だった。点滴を挿入する時は、まず針で静脈を刺して、その穴にカ テーテルを通して、整理食塩水や薬をカテーテルに通して投与するのだけど、火曜日はその作業を医学生同士で練習するためのワークショップだった。私は。。。練習がもう少し必要になるみたいです。(笑) 相手の腕に針を刺してみたら、針はちゃんと血管に入ったけど、カテーテルを挿入してみると、なぜか入りに くくて。。。相手を傷つけたくなかったから、カテーテルを無理やり通すのはとても怖かった。しかし、「全然痛くないよ」と言われてくれたので、もうちょっ と強く押してみると、針を刺したところの少し前に突然ビー玉ぐらいの大きさのものが皮膚の下から出てきちゃった。(o o);; 「何これ??やばい!」と思ってかなり驚いたけど、こういう時は慌ててはいけないと思い、震えている右手を左手で押さえながら、担当の先生に「えっと、普通こういうことはないはずですよね。。。」と言った。冷静な感じでしゃべろうと思っても、震えている手は絶対ばれただろうな。フフ

結局わりと無事に針とカテーテルを抜いた。おそらくカテーテルはいったん血管に入ったけど、血管の反対側から突き出てしまって血管の周りにある何らかの組織にぶつかったか ら、曲がってビー玉みたいな形になってしまったらしいです。後で友達に聞くと、全然痛くなかったらしいからちょっと安心したけど、今度はもうちょっとうまく行 くといいですね。(笑)

二つ目の臨床実習は産婦人科の見学だった。その日病院に入ると、帝王切開術をするからマスクをしてオペ室に入るように言われた。去年は眼科で手術を見たことがあったから、今回は初めてというわけではなかったけど、ものすごい感動的だったよ。。。日本語でよく表現できないけど。。。

研修医がお母さんのおなかを切って、下の組織層をそれぞれ切って開いた。子宮を切ったら、手を子宮に入れて、赤ちゃんの頭を探した。そして、そんなに強く引っ張っていいの??と思うぐらい思いっきり赤ちゃんの頭を引っ張って、赤ちゃんが血と羊水と一気に出た。赤ちゃんの皮膚が青っぽくて、これって正常だろうかと思った瞬間、赤ちゃんが泣き出して、看護士さんが「女の子ですよ。Congratulations!」といった。お母さんの強さ、息するために頑張っている赤ちゃんがあまりにもすごくて、口があんぐりとあけた。マスクをしていて良かった。(^_^)

*そう言えば、実は人生初めての臨床経験は愛媛にいたころだった。ある日、タイ ラーが医学英語のオフィスに入ってきて、「肩が痛い」と言っていて、とても苦しそうだった。 あの時はスポーツ医学を少し勉強していたから、もしかしたら肩をみたらどこが悪いか分かるかも!と思って、タイラーの肩をみてみた。しかし可動域を見るために、肩を色々動かしてみると。。。なんと恐ろしいことになってしまいました。ご覧ください

その後、急いで救急治療室に運ばれ、幸いなことに救急の先生が肩をなんとか治してくれた。タイラーが「気にしなくてもいいよ」と言ってくれたけど、あの時は本当にショックだった。今度診察する時はあまり強く引っ張らないように。。。

3 comments:

Masa said...

ちょっとはやいけれど
メリークリスマス!!

このブログは沢山の人が
読んでいると思います。
でもログインが日本人には
(もちろん私にも)
とてもむづかしく、
コメントを残すことが
できないのだと思います。

どんどん、お医者様への階段を
駆け足で登って行って、
リンジーちゃんの活躍は
クリスマスツリーのようにまばゆいです。
良いお年をお過ごしください。

Masa said...

いま、ニューヨークが大雪で
国連本部が閉まっている様子や
小学校がお休みになって
子供が雪合戦をしている様子が
ニュースで流れました。

リンジーも、、、、
子供と一緒にスノーマンを
作って遊んでいたでしょう?
テレビで映っていましたよ。

Lindsay said...

Masaさん、

コメントありがとう&お返事が遅くなってしまってごめんなさい!!2月の雪はすごかったですよ。テレビに映っていました??スノーマン上手だったでしょう。(笑)