Monday, March 15, 2010

That Special Someone(s?)

週に一回ぐらいブログを更新したいというようなことを書いた覚えがあるけど、最近やりきれていないですね。。。っていうか2ヵ月半も休んじゃった。(o o);; ちょっと情けない。 

しかし更新できなくなったのはちゃんとした理由があるのです。実は、年明けにとても素敵な出会いがあって、最近毎日朝から晩まで、ある大切な人のそばにいます。



。。。と言いたいところですが、もっと正確にいうと、毎日朝から晩まで4人の(大切な?)人達とともに過ごしています。解剖の班のメンバー3人とご遺体のMさんです。

解剖のようなことは、今までの人生で経験したことがなかったので、毎日色々な意味で感動を受けます。一番感心したのは、Mさんです。私たちの教育のために献体してくださる人って本当に心の優しい人だったのだろうな~といつも思います。体を切る時は、かつて生きていた人間だと思うと、悲しくなり、勉強ができなくてなってしまうから、どうしてもMさんを物のように見てしまう時があります。でももちろんMさんは物ではない。誰かの娘さん・お母さん・おばあちゃんだったのでしょう。そういうことを忘れないように、解剖の授業が始まる前に、Mさんに感謝のお祈りをするようにしています。

もう一つ感動したのは、人体の複雑さです。私を含めて、一般の人は人体に対してこのようなイメージを持っているだろうと思います。


肺と心臓は胸部、胃と腸は腹部にあって、脾臓は。。。??というのが私の持っていたイメージだったのですけど、Mさんのおかげでそのイメージがもうちょっとはっきりとなりました。


血管の名前とか神経の働きを全部覚えるのは時間がいっぱいかかるけど、毎日少しずつ成長しているような気がします。頭に詰め込んでいる情報が実際に使えるようになる日が楽しみです。


ところで解剖は少し嫌な面もあります。解剖用の遺体はホルムアルデヒドで保存されているので、解剖室はすごい臭いをしているのです。毎日授業が終わって解剖室を出たら、自分の服と体全体が本当にくさい。(><);; シャワーを浴びても、一日中手がなんとなくホルムアルデヒドの臭いがします。ちょっと気持ち悪いです。

昨日、解剖室で着ていた服を洗濯しようと思って、寮の洗濯室の洗濯機に入れたのだけど、30分後に洗濯室に戻ると、服がなくなってしまいました。おしゃれな服でもなかったし、解剖用だったからまだ微妙にくさかっただろう。それなのに誰かが取っちゃったみたいです。。。あんな服欲しがっている人っているのだろうか? 不思議。。。

2 comments:

Anonymous said...

リンジー先生
お疲れ様でした。

解剖って、懐かしいです。
隣の班にかわいい同級生の女の子がいて、
ある時、その子をみたら実習中に疲れてウトウト(居眠り)していました。しかし、良く見たら、御遺体にに顔がくっついていたのです!!
そんな彼女も今は立派な救命救急医になっています。

Tetsuo Kashibayashi

Lindsay said...

はは、あの女の人が起きたら、びっくりしたでしょう。寝不足ってちょっと怖いですね。。。私も最近すごいところに寝てしまうんです (><);;